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日米金利を後追いのドル安で高値更新も息切れ [株式]


週明け20日の株式市場は反落。日経平均株価は197円安の33388円で
大引け。プライム市場の出来高は14.2億株。売買代金は3.6兆円。

寄付き直後から急伸しはじめ、300円近く上昇し33853円まであった。
年初来高値が33772円だからこれを上回ったことになる。

34000円も見えてきたかと思われたが、利食い売りに押されたことに加え、
外為市場でのドル安円高が進行したことで、結局200円近く下落。

つまり、円高がこの日の下落要因で途中からアルゴがドル円に連動させるよう
動き出し夜間取引に入ってもその動きが続いている。


もともと、米長期金利が頭打ちから低下する中でもドル円が踏ん張っていた。
日米金利差を見るとあきらかに連動性が薄れていた。

それが本日、一気にドル円相場が日米金利差にキャッチアップしてきたという
訳。当然ドルの一段高を見ていた連中からすると、梯子外しとなった。

ドル買いポジションのロスカットが多発していることは容易に想像できる。
米長期金利が4.5%前後ではしばらくポジション調整の流れ。


神田財務官にとっては労せずにドル安が止まったことでほっとしていることだ
ろう。だが、年内にはドルの高値を試しに行く動きがあるのではないか。

昨日、12月SQまでに調整入れても入れなくても高値トライを指摘しておいた。
それが本日早くも示現したことになるが、終値ベースではまだ。

SQまでに間に合うかはわからないが、年内には終値での更新の可能性は消え
ていない。



昨日、イエメンのシーア派武装組織フーシ派が紅海を航行していた貨物船を乗
っ取ったと発表。同貨物船は日本郵船がチャーターした自動車運搬船。
日本人は乗船していない模様だが、早くも昨日危惧した事件が起きた。今後も
続くか気にかけておきたい。

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