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外人買いの復活高だった [株式]


7日の株式市場は反落。日経平均株価は249円安の32991円で大引け。
プライム市場の出来高は14.5億株、売買代金は3.6兆円。

昨晩のNYダウは198ドル安、NASDAQ指数は148ポイント安。


NY市場の下落もありようやく一服となった。一昨日の晩もNY市場は下落し
ていたが東京市場は上昇。さすがに2日続けてそれはできなかった。

それでも、安く始まった後に上昇し始め33322円を付けプラスとなる場面
もあった。

このところの上昇の余力で上値を試す動きといえるが、朝方、海外投資家
の大幅買い越しが発表された影響の可能性もある。


通常、外人の売買動向は木曜日の引け後に東証から発表される投資主体別
売買動向の数字を用いることが一般的。

だが、これとは別に木曜朝に財務省からも対内証券投資が発表されている。
この両者、数字自体はそれなりに違っている。

本日発表された東証による先週の外人現物は3300億円の買い越しに対し、
財務省の対内証券投資は5300億円の買い越し。2000円億円も違う。


これは売買の範囲をどこまで適応するかの違いによるものだが、当然なが
ら大筋は同じ傾向を示す。

財務省発表分は先々週6000億円の売り越しから一気に5300億円の買い越
しとなったものだから、インパクトがあったという訳。

東証は先々週の外人は2000億円の売り越しから先週が3300億円。これで
も5000億円の差があるが、財務省データは1兆円を越えている。



最近の上昇がこの外人買いを背景にしたもので、理由は中国市場を嫌気し
た資金が移行してきた可能性がある。

はたしてこれがいつまで続くか。通常、彼らが買い始めると組み込み終わ
るまで1か月程度は要することが多い。

とすると、MSQ後もしばらく買い基調が続く可能性がある。そうなると、
いったん下落しても本日の高値を試しに来る展開も想定せざるを得ない。


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