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底打ちには日柄整理が必要 [株式]


15日の株式市場は小反発。日経平均株価は7円高の27229円で大引け。
プライム市場の出来高は13.4億株、売買代金は2.9兆円。

昨晩のNYダウは336ドル高、NASDAQ指数は239ポイント高。

NY高を映し高く始まったがすぐに失速。売り圧力に押されてマイナス圏へ
突入。

引けは何とかプラスを維持したが、日経平均の日足の形は昨日の陰線と似た
陰線の並び黒となり、これは目先下落を示唆。

一度破綻銀行が出ると、次の破綻先捜しとなるのがこの世界の常。落ち着く
には当局の対応もさることながら、一定の時間が必要となる。


東京市場は27000円を割り込む可能性は消えていない。月内に26553円まで
の窓を埋めてくる展開も意識すべき。

仮に、そこまで下げたとして底打ちとなるかはまだ定かではないため、十分
余裕をもって臨むところ。



昨日、反発してもまた売られるとの見方は正しかったが、朝方に27400円台か
ら失速するなど、値幅も時間も不十分。

こうした際はまだ底を打っていないということが多い。通常は3分の1戻りは
するもの。


また、昨日まで3日連続で窓を開けて下落したため三空叩き込みとの言葉がネ
ットで飛び交った。

確かに「三空」は間違いないが「叩き込み」は下落が続いた後の最終局面で
到来するもの。

現在は高値から初期波動の三空だから、「三空叩き込み」というのは間違い。
初動に示現しても底打ちの条件を満たさない。



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