年内解散は消滅したのか [株式]
週明けの株式市場は大幅高。日経平均株価は先週末比307円高で大引けとなっ
た。ドル円は105円台。
昨日指摘した通り、NY株高と追加対策期待を好感した形。もちろん、本日が
権利取り最終日という要因もある。
権利取り狙いの投資家はほとんど投資済みだろうが、その思惑が後押し要因
となる。
明日、権利落ち150円をどの程度埋めるかに注目。昨日指摘した通り、これま
での東京市場の堅調だった一つの要因が剥がれることになる。
もう一つの要因としてみていた衆院年内解散は10月にめどがつく。11月解散の
場合は師走選挙となるため、あるとしたら10月解散、11月選挙だろう。
理由の一つが臨時国会の召集が10月20日過ぎと遅いことがある。早い場合は
9月に召集されるが、それから見ると今回は1か月遅い。
表向きは法案を準備しているというが、審議期間ひと月少しで、どこまで本気
なのか。
どうせ本番は来年の通常国会を念頭に置いているとすれば、ここは解散の一手
となる。
ただ現時点ではコロナ感染状況があるため、今はどちらにも動けるようにして
いるだろう。
それでも召集直後の10月下旬解散となれば、10月中旬には動きが出る。マスコ
ミで第一報が報じられると一気に動きが加速する。
ここ1~2週間、べた凪でも油断できない。今は、嵐の前の静けさ。
コメント 0