先物で売り叩きの足並みそろわず [株式]
24日の株式市場は続落。日経平均株価は258円安の23087円で大引け。
東証1部の出来高は12.4億株、売買代金は2.2兆円。
昨晩のNYダウは525ドル安、NADAQ指数は330ポイント安。ドル円
は105円台。
NY市場は大幅反落となり、NYダウ、NASDAQ指数ともに一昨日に付け
た安値(終値ベース)を下回ってきた。
追加支援策が合意に至らないため、ゴールドマンが景気見通しを引き下げた。
NY市場の投資家マインドも悪化。
前場段階では日経平均は100円台の下落で推移していたが、後場に入り崩れ
一時300円を越える下落場面もあった。
それでも終値ベースではNYダウの半分の値下がり幅で、やはり東京市場の
強さは変わらない。
仮に、NYダウをストレートに反映していた場合は、今頃は22000円を
割り込んでいてもおかしくない。
先物ではCSが大幅売り越しとなっているが、GSは買い越し。いつものメン
バーの足並みはそろっていない。
こうした点が、一気に下落しない要因になっているのだろう。以前であれば、
彼らは我先に売り叩いてきた局面だ。
意外と底堅いと見せておいて、いきなり梯子外しにあわないとも限らず、
そう楽観視もできない。
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