SSブログ

碧桂園利払い実施、33000円台回復


5日の株式市場は7日続伸。日経平均株価は97円高の33036円で大引
け。プライム市場の出来高は13.4億株、売買代金は3.4兆円。

昨晩のNY市場はレイバーデイで休場。


昨日の流れを引き継いで強く始まった。だが、寄り付き直後に33000円台
に達した後一気に200円ほど下落。この展開は既報通りの動き。

そこから徐々に切り返し、引けでは33000円台を回復して終了。軟調から
回復したのは、碧桂園の利払い実施報道が影響したと思われる。

8月に予定分の金利2250万ドルが実施されたとの報道で7日に控えたデフ
ォルト懸念はなくなった。だが、同社の経営危機がなくなったわけではない。



その中国では昨日不動産株が切り返していた。これが昨日の東京市場の続伸の
要因との見方も出ていた。

8月末に不動産取得時の住宅ローンの規制緩和が実施され、当初は評価されて
いなかったが、蓋たを開けてみれば、北京・上海でマンション売り上げ急増。

これが評価されたわけだが、いつまで続くかは不明。所詮は収入との兼ね合い
であり、景気が回復しないままでは限界がある。

これで大手デベロッパーの回復につながるとは思えない。株価でいうなら下落
途上の反発といったイメージ。


中国ほど酷くはないが、国内も自慢できるものではない。本日、総務省が7月の
消費支出が前年同月比で市場予測の2.5%を大きく上回り5%減となったと発表。

これは5カ月連続マイナスで2年5か月ぶりの減少幅の大きさ。物価上昇に見合
う賃金上昇となら、ここまでの落ち込みはないが、現実はそうなっていない。

物価高がいつまで続くか見通せない中では、賃金が上昇しても消費は抑え気味と
なる。猛暑をはじめ、気象災害が続いていることも生活防衛に走らせている。


東京市場は33000円台を回復してきたがここからMSQまでどこまで伸ばせるか。
すでに7連騰でいつ一服しておかしくない。

アルゴが横行する現在は、いきなり大幅下落となったりするだけに油断できない。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。