銀行株軒並み高でTOPIXは高値更新 [株式]
週明けで7月最終取引日となる31日の株式市場は大幅反発。日経平均株価は
412円高の33172円で大引け。プライム市場の出来高は19.9億株。
本日日経平均株価のザラ場高値は先週末比600円以上高い33402円。
33128円で寄り付いた後、少し下に触れたがすぐに切り返し大きく上昇。
昨日指摘の通り、やはり寄り天とはならなかった。TOPIXは2322で大引
となり引け、7月3日の高値を上回ってきた。
高値更新の可能性は昨日指摘の通り。銀行株が高く、メガバンク3項は高値
更新。
1%台まで容認された10年債は、先週末よりやや利回りが上昇となったが
6%強まで。
上限が0.75%に変更ならすぐに張り付くと見られていたが、この動きは
想定より低い。上限拡大ではなく柔軟性を持たせたことが効いている印象。
日銀がいつ大規模出動してくるかわからないため買い進むにも疑心暗鬼とな
っている。すでに夏休みシーズンで投機筋も無理しないこともあるのだろう。
とすると、10年債金利はじわじわ上昇で、8月中に1%には遠く達しない
可能性もある。
東京市場は、TOPIXに続き日経平均も33700円台の高値更新となるかが
注目される。国内要因ではまだ強目。今秋、バイデン辞任に要注意。
コメント 0