週明けの換金売り後は反発 [株式]
6日の株式市場は大幅続落。日経平均株価は565円安の32773円で大引
け。プライム市場の出来高は15億株、売買代金は3.5兆円。
昨晩のNYダウは129ドル安、NASDAQ指数は25ポイント安。
本日の大幅下落は、米景気減速懸念や米中半導体制限などが挙げられているが
これは違和感。
明日と週明けのETF捻出売りに絡む先物ヘッジ売りと、その提灯売りが主因
だろう。これは週明けからずっと出ている。
先週の投資主体別動向は外人が現物3000億円の買い越し、先物5000億
円の売り越しとなった。
現物は前週の売り越しから買い越しに転じた一方、先物は大幅売り越し。これ
は投機筋によるもので、今週も似たような構図ではないか。
そして、あれだけ騒いでいた年金売りはどうだったかというと1300億円の
売り越しにとどまった。5兆円売りの話は結果的に素人騙しの記事だった。
年金の場合はポジション調整を日々行っているため1週間で兆円単位の売りな
どありえない。
さて、昨日は捻出売り日は昨年以前の3年間はいずれも下落したと指摘した。
ではその翌営業日はどうだったかというと、これが綺麗に反発している。
しかも、それなりに値幅が出ている。裏を返すと目先の下落も週明けで一息
つきそう。
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