6月安値手前で急反転 [株式]
年度後半で月明け最初の取引となった3日の株式市場は反発。日経平均株価は
278円高の26215円で大引け。
プライム市場の出来高は12.6億株、売買代金は2.9兆円。ドル円は145
円台に入ってきた。
東京市場は寄付きからしばらくはダレダレで、先週末より300円以上安い
25621円まであった。そこからの切り返しが予想以上。
おそらく月初設定のファンドや積立の買い、さらに年度後半初日の買いもあっ
たのだろう。
さらに、このところ英国を震源地としていた大型減税策をトラス首相が撤回
したことも強基調を後押しした。
あとはCS懸念。こちらは27日に対応策を発表するようでそれまで市場の
沈静化を図る構え。
東京市場は6月安値の25500円台には少し届かなかったが、本日の切り
返しで目先の安値は取ったか。
ドル円が再び145円台に入り警戒発言が相次いでいるが、仮にドル売り介
入して円高株安となったとしても、本日の安値は維持するのではないか。
あとは週末の米雇用統計、そして来週13日の米消費者物価発表に関心が集
まる。NYも今週内の安値が目先はいいところではないか。
ここからさらに下げ続けると、中間選挙どころではなくなってしまう。
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