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解散なしで目先ピークを付けたか [株式]


15日の株式市場は小幅安。日経平均株価は16円安の33485円で大引け。
プライム市場の出来高は15.6億株。売買代金は4.3兆円。

昨晩のNYダウは232ドル安、NASDAQ指数は53ポイント高。

結局、今回のFOMCでの大方の予想通り利上げは見送りとなった。次回以降
ついては2回程度の利上げの可能性を示唆することとなった。

それもあってNYダウは下落。だがNASDAQは上昇。SP500も3ポイント
市場は大きなネガティブ反応はナシ。


これを受けて東京市場はこれまでの流れを引き継ぎ強気超の動きとなったが、
乱高下し足元が定まらない動き。大引は小幅安ながら、内容は悪い。

明日16日、立憲が内閣不信任案を提出すると報じられたことで、岸田首相の
決断一つだったが、夕刻に入り今回は解散しないと明言。

おそらく、最近の支持率の低下で躊躇したのだろうが、ここを逃して、もう
今以上彼の支持率が上がるとも思えない。

議席減は仕方ないとしても株高もあり、最小限で押さえられただろう。後で
悔やむことになる。


東京市場は解散を前提で買われていた分もあり、解散しない発言を受けて
ナイトで225先物は急落している。

本日ザラ場で33767円を付け、既報の33700円台の2つの計算値を達成。
さらに日柄も今週は対応週。

このまま明日大幅安で始まると、目先ピークを付け1000~2000円幅の調
が自然な流れ。これが覆るとすれば、調整幅が浅くすぐに復活する場合。


本来ならいったん終了なのだが、今回は先週も現物・先物で1兆円を越える
など外人の怒涛の買いが続いている。

仮に、明日以降も大規模買いが続けば押し目は大したことなく来週高値更新
もゼロとは言えない。「需給に勝る材料なし」で、所詮テクニカルは後講釈。

明日は日銀会合で、こちらは現状維持。夕刻の会見でどこまで変更に踏み込
むかだけ。



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