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米長期金利低下で一気に32000円台を回復 [株式]


2日の株式市場は続伸。日経平均株価は348円高の31949円で大引け。
プライム市場の出来高は17.7億株、売買代金は4.5兆円。

昨晩のNYダウは221ドル高、NASDAQ指数は210ポイント高。


昨晩発表されたISM製造業指数が市場予想の49.0に対し46.7と下回って
きたことで長期金利が4.7%台まで低下。

これでドル円は151円台から150円台へと円高の動きとなりこれが東京市場
に入っても続いた。

そして、今朝3時に発表されたFOMCは現状維持。引き続き今後利上げの
可能性を残しつつも、利上げの議論は出ていないとパウエル議長の発言。

どれも想定内で特に材料視されなかった。結局、長期金利低画の動きでNY
市場は強基調で大引け。


この日のNY市場は長期金利低下を好感したが、政策金利が5.25~5.5%の
水準で基本的に逆風の中。それほど下落しないのは企業業績が好調なため。

これが鈍化し景気後退となるとNY市場の下落は避けられない。来年は大
統領選で景気後退は避けられるとの見方もあるが、楽観禁物。

本日の東京市場も大幅続伸で寄り付き、あっという間に32000円台を回復
したが、さすがに33000円台回復はこうはいかない。


明晩は米雇用統計の発表。1日発表のADP雇用調査は11.3万人と予想の
15万人を下回った。

雇用統計も予想以下ならNY市場は一段高だが、先月のように大幅増なら
急反落。連休明けの東京市場は飛んで始まる。



最後にイスラエルの軍事行動に関し、米議会は賛成の立場だが、外交問題
評議会は機関紙のフォーリンアフェアーズでは以下を指摘。

「イスラエルは自由と正義という核心的価値観から外れてしまった。イス
ラエルとパレスチナの紛争の方向性を変えれるのは新政権だけ」

ここでの指摘はしっかり押さえておきたい。ネタニヤフ首相は一段落つい
たら追い込まれる。



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