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為替介入に財務官の「スタンバイ」発言 [株式]


11月最初の取引となった1日の株式市場は大幅続伸。日経平均株価は742
円高の31601円で大引け。

プライム市場の出来高は19.4億株、売買代金は4.8兆円。昨晩のNY
ダウは123ドル高、NASDAQ指数は61ポイント高。

昨日の流れを受け東京市場は31000円台を越えて大きく上昇。日銀会合を
受けて昨晩から外人が本格的に参入。

すでにナイトで31000円台半ばまで買われていた。実質的に政策変更はな
く大規模緩和継続と捉えられたことで買戻しの動きが強まった。


ドル円もさらに円安が進行し151円台に入った。本日はこの動きを見て、記
者から為替介入の質問を受けた神田財務官が「スタンバイです」と返答。

これが場中に伝わると株式市場はダレたが徐々に持ち直し高値引け。以前も言
及通り、日銀介入に関し日銀総裁の権限はない。司令塔は財務官である。


おそらく、実際の介入は週末の米雇用統計を確認してからか。その前に介入し
ても、雇用統計の結果次第で元の木阿弥になりかねない。

それなら、最初から発表を待って実行するのが賢い手法。雇用統計の内容が悪
く、ドル高にブレーキがかかればそれに越したことはない考えも当然ある。

ちなみに、非農業部門雇用者数の市場予想は19万人増。前月は33万人増で
サプライスとなり米長期金利上昇。


東京市場は戻りのメドとした31500~32000円のレンジに一気に入っ
てきたが、中東懸念がある間は何時ショック安が襲わないとも限らない。



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