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予想以上に厳しい景気状況 [株式]


15日の株式市場は反発。日経平均株価は26円高の27990円で大引け。
プライム市場の出来高は12.1億株、売買代金は3.1兆円。

昨晩のNYダウは211ドル安、NASDAQ指数は127ポイント安。


本日、寄付き前に7-9月期のGDP第一次速報値が内閣府より発表された。
これによると、市場予測は前期比年率+1.2%が、結果は▲1.2%。

9月中間決算発表では全体として良好な数字だっただけに、マイナス成長という
のは予想外。

消費低迷の一方、輸入が増加したことが背景と内閣府は説明しているが、それ
は事前に予想できたことであまり意味がない。


気になるのは、先に発表された景気ウオッチャーの10月月調査で現状は上昇なが
ら、先行きが低下していたこと。

旅行支援やインバウンド解禁された中で、肌感覚として思ったほど伸びず良くな
いと感じているということ。

10月調査なためコロナ第八波の影響はまだ。とすると、食料品をはじめ値上げラ
ッシュと、燃料費の上昇の影響が予想以上に大きいと思われる。

先に打ち出された景気対策では、これからの電気・ガス代の値上げ分を抑制する
だけで、大方は大した恩恵はない。


本来なら、GDP速報値が逆サイドに触れたわけだから株価は300円安でもおか
しくなかった。

中間決算が好調だったため、ポジション組み入れの最中ということことなのか。
その場合、本日は出来高12億株とすでに峠を越えた可能性がある。



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