売りポジション激増の反動力も強力 [株式]
5日の株式市場は3日続伸。日経平均株価は128円高の27120円で大引
け。プライム市場の出来高は11.8億株、売買代金は2.8兆円。
昨晩のNYダウは825ドル高、NASDAQ指数は360ポイント高。
NY市場は8月の求人数が予想以上に減少していることを受け、インフレがやや
落ち着くとの連想から調金金利が低下し株式市場は大幅続伸。
これまで過去最高といわれるほど売りポジションが膨らんできただけに、買い
戻しが始まると値幅も大きなものとなる。
東京市場も続伸となったが、NYほどの値幅とはならなかった。これは500ドル
安を受けて始まった週明けの東京市場で200円高となっていたため。
本日を入れた3日間で1170円高。NYは昨晩までの3日間で1090ドル高。つまり、
本日の東京は大した上昇ではないが、3日間の帳尻を合わせてきたということ。
来週はミニSQで思惑売買が乱発しそう。テクニカルを確認すると25日騰落レシ
オは90、プライムのPERは13.4倍。EPSは2022円。
台湾で少し動き。台湾の邱国正国防部長は、台湾が領空と主張する空域を中国
軍機が侵犯した場合、反撃するという立場を示した。
台湾議会で与党の民進党の質問に答えたもの。台湾軍はこれまで中国軍の第一
撃をミサイルや砲弾などを攻撃と位置付けてきた。
それがないうちは台湾側から攻撃はしないとしてきた。今回、それがなくても
領空侵犯でも攻撃を加えると変更したもの。水位が上がったことになる。
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