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NY安に引きずられなかった2つの要因 [株式]

27日の株式市場は小幅続落。日経平均株価は前日比8円安の23485円で
大引け。東証1部の出来高は9.4億、売買代金は1.8兆円。

昨晩のNYダウは650ドル安、NASDAQ指数は189ポイント安。ドル円は
104円台。

昨日、内部浸食が進行していると指摘した矢先のNY市場の大幅安。だが、
日経
先物の夜間取引の反応は鈍い状態。

一時、NYダウは900ドル以上も下落したが、日経先物は130円安とほとんど
影響ない状態。アベノミクス以降でここまで反応が薄いのは記憶にない。

これで日経とNYダウのスプレッドは4200まで縮小した。過去2000以下まで
縮小したこともあるが、ここからは連動性を少し強めてきてもおかしくない。

なぜNYダウに連動しなかったかというのは、おそらく欧米で感染者の再拡大が
日本では抑え込めているという要因が挙げられる。

また、以前記したように12月に補正予算のスケジュールがほぼ確定している
こともあるだろう。

新型コロナは死を恐れることはないが、後遺症を考えると、当面は三密回避
を各自で気を付けるしかない。


さて、フロリダ大学の米選挙プロジェクトによると26日時点で期日前投票を
ませた有権者が6000万人を超えたと発表。

これは登録者数の4分の1に相当。当日までの上積みを考慮すると30%前後に
達する可能性もある。これがどう影響するか。

事前投票分は6:4ないし7:3でバイデン票が多いと見られている。これは
バイデン支援者にコロナを懸念している人が多いため。

そしてこの事前投票分の開票作業は当然時間がかかり、州によっては数日かか
るといわれている。

とすると、激戦州での速報段階ではバイデンよりトランプが有利か。まだ開票
が全部終了しないうちに、トランプは勝利宣言をする可能性もある。

あとでバイデンが逆転しても、あれこれ理由を付けて認めないことも考えられ、
この場合はデモを始め暴動など大混乱となる。

そうなると、マーケットは乱高下となる。




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