明朝のエヌビディア決算が東京市場を直撃 [株式]
21日の株式市場は続落。日経平均株価は33円安の33354円で大引け。
プライム市場の出来高は13.8億株、売買代金は3.5兆円。
昨晩のNYダウは203ドル高、NASDAQ指数は159ポイント高。
NY市場は強い動きで三指数とも10月下旬からの戻り高値を更新したが、東京
市場は小幅ながら続落となった。要因はドル安円高が続いたためだ。
本日は148円台で始まったものの、円高の流れが収まらず147円台に入ってき
た。
このドル円の動きに連動するよう先物がようセットされているため、株式市場
も切り返せずに軟調な動き。
ただドル円相場も147円台に入ったことで、昨日指摘した日米金利差の両者の
修正が一巡してきた感が有る。
米長期金利4.4%を維持する限り、140円台前半まで円高は考えづらい。
目先のポイントは明朝に発表されるエヌビディア(NVIDIA)の決算。好調な
数字が予想されているが、さらにその上を行くかどうか。
予想とほぼ同程度では織り込み済みとなる可能性がある。NY市場が引けた後
に同社の決算は発表予定のため、明日の東京市場はこの結果を受けて始まる。
日経平均は33200円辺りが下値支持線となっており、これを下回ると一気に
32000円割れの流れもある。予想以上の場合は33500~33600円辺りまで。
11月の岸田政権の世論調査が出揃ったが、どこも大きく支持率を低下させて
いる。時事のように党と内閣支持率で50%を下回ったところも出てきた。
30%以下の低空飛行をどこまで自民議員らが我慢できるか。岸田を下しても、
石破や河野、小泉を選んでいるようでは先がない。
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