月末安・月初高の流れ? [株式]
30日の株式市場は続落。日経平均株価は58円安の27968円で大引け。
プライム市場の出来高は16.6億株、売買代金は4.1兆円。
昨晩のNYダウは3ドル高、NASDAQ指数は65ポイント安。
NYの動きから東京市場は反発してもおかしくなかったが、結果は4日続落。
月末特有のリバランスに押された形。それもあって本日の取引高は急増。
月末に押されると翌日の月初は高くなるケースが多い。目先は小底が入った
だろう。
本日反発できなかったのは月末安に加え、TOPIXがまだ下げたりなかった
こともありそうだ。
昨日時点で日経平均は揉みあいゾーンまで下落していたが、TOPIXはまだ。
特に1976の窓埋めが必要だった印象で、これを埋めて反発に転じた。。
来週はMSQ。おそらく、それにむけては極端な動きにならないのではないか。
米消費者物価指数の発表はMSQ後の13日だ。
足元の中国懸念は、週末のデモが焦点となりそうだが、死傷者が多数出るなど
最悪の事態は避けられるだろう。小競り合いはあっても市場の波乱はない。
夕刻、上海閥を長年率いてきた江沢民が死去したとの報道。これ自体はデモに
は関係ないが、当局はデモを封じに活用するかもしれない。
上海閥サイドも習打倒の旗頭が亡くなったことで、残存勢力の反発の意欲は削
がれる。
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