NYダウとのスプレッドは4000ポイント割れ [株式]
30日の株式市場は反発。日経平均株価は316円高の28195円で大引け。
プライム市場の出来高は9.9億株、売買代金は2.4兆円。
昨晩のNYダウは184ドル安、NASDAQ指数は124ポイント安。
NY市場は大幅下落の翌日の連続安。これは想定通りだが、東京市場は大きく
切り返した。
想定レンジの上限とはいえ、NY株が続落の中でここまでの反発は予想外。
これでNYダウと日経平均のスプレッドは4000を下回ってきた。
この東京市場の強さは円安効果はあるとしてもそれだけとも思えない。外人
が現物を買っているとも思えない。とすると、年金や機関投資家か。
昨日の下落で特徴的だったのはバリュ-株が買われていたこと。本日はその
延長にある。
まだレンジ内とはいえ、MSQまで何やら支える動きが出てきそう。27500円
を割り込むとしたらその後か。
それ以前の場合は、NYが一気に30000ドルを割り込むような展開となった場合
だろう。
それには今週末の雇用統計が大きく上振れすることが必要だが、それだけでは
まだ力不足。消費者物価指数の発表は13日でMSQ通過後だ。
ザポリージャの放射能漏れなど、地政学リスクも意識しておきたい。
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