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ペロシ訪台も中国軍手出しできず [株式]


3日の株式市場は反発。日経平均株価は147円高の27741円で大引け。
プライム市場の出来高は11.7億株、売買代金は2.9兆円。

昨晩のNYダウは402ドル安、NASDAQ指数は20ポイント安。ドル円は
132~133円台。


昨晩、ペロシ下院議長が台湾訪問。マレーシアからインドネシア上空、フィ
リピンを経由し、台湾の東側へ抜けるという中国軍が手出しできないルート。

この間、中国サイドは何もしなかったわけではなく、サイバー攻撃や、台湾
海峡の封鎖、福建省では街中に警告サイレン、海岸からはミサイル発射。

だが、軍用機には台湾に迫るわけでもなく、撃墜の動きどころではなかった。
総じて、中国の動きは大山鳴動してネズミ一匹という印象。


ペロシの訪台は秋の中間選挙を睨んだ動きや、東アジアの軍事緊張狙いなど
の思惑が指摘されるが、本人は齢82。マダラボケのバイデンより3歳年上。

予定通り、ペロシ議長は本日蔡総統と会談。そこで以下のようなコメント。

「私の訪台は米が台湾を見捨てない事を明確に示すものだ。米国と台湾との
団結はこれまで以上に重要。台湾と世界の民主主義を守る決意は揺るがない」

米国のNO.3が台湾のトップに対して、台湾サイドに立つことに言及したと
いう訳。


こうしたペロシの発言に米国防総省は、「米国は台湾の独立を支持しない」
と発表。ペロシ個人が独走しているだけ、と中国へのメッセージといえる。

とすると、中国が台湾侵攻しても米軍は手を出さないということになる。と
考えるのは早計で、手を出させて反撃する展開を考えている可能性もある。

ペロシ訪台を止められなかった中国は、明日4日から7日まで台湾を囲む6か
所で軍事演習を計画。それ以上はペロシが日本を離れた後か。

中国国内では習近平の対応にかなり不満が出ている様子。撃墜を期待してい
た連中が相当いたもよう。


東京市場は昨日ペロシ訪台にリスクオフが緩み反発となった。だが、TOPIX
は一時マイナスとなるなど力強さはない。

NY市場は、最近の楽観論を打ち消すようなFRB関係者の発言で急ブレーキ。
インフレピークアウトから利下げの見通しはまだ早すぎるということ。



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