TOPIXは限度に近い連続19日を記録 [株式]
6日の株式市場は続伸。日経平均株価は前日比51円高の23303円で大引け。東証
1部の出来高は13.8億株、売買代金は2.48兆円。
昨晩のNYダウは30ドル高、NASDAQ指数は1ポイント高。ドル円は109円
台乗せ。
昨日23000円台に乗せた東京市場は本日も堅調。一時マイナスとなるなど、ダレ
る動きはあったものの持ち直した。
先物手口を見ると、もうゴールドマンが2000枚弱、バークレイズが2500枚、
JPモルガンが600枚の売り越しで上を買っていく動きではない。
最後まで買い方で頑張っていたクレディスイスが800枚売り越した。ここから
上に持っていこうとすれば相当な材料が必要となりそう。
あとは最後の吹き上げがあるかどうか。NY市場の上昇要因となっている米中
部分合意に関しては、すでに織り込み済み。
皆、そう思っているが、正式に発表があるとザラ場で一吹きあってもおかしく
ない。それだとわかりやすい。
TOPIXが5日選を上回ること本日で19日目となる。9月の戻り局面が19日で
終了。その前は17年11月にかけて29日があり、これが最長。
その前は15年2~3月、13年1月にかけてがいずれも19日。17年のケースが異例
で例外とすると、それに続く19日がアベノミクス相場の限度となっている。
その前を振り返ると、12年に20日、10年に23日があり、1995年以降では20日
近く連続したのはこれだけ。
つまり、足元の動きはそれだけ稀有な局面という訳。
これが、途切れて調整した後は、高値を抜くケースと抜かないケースがあり、
この点からの決め打ちはできない。
日柄面もいいところで、外人が一斉に売ってきたら短期間で値幅を出すだけに
油断できない。
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