SSブログ
前の4件 | -

米消費者物価指数発表受けNY株は一段高、東京も戻り相場指向 [株式]


昨晩のNY市場は大幅高となった。NYダウが349ドル高、NASDAQ指数が
231ポイント高。ドル円は155円を割り込む動き。

注目の米雇用統総合は市場予想3.4%と同じ3.4%。コアも予想と同じ3.6%
だったが、前者は前月より0.1%低下、後者は0.2%の低下。

これでNY市場は上昇、債券市場も10年債利回りは4.3%台へ低下。一部には、
市場予想通りに低下したら出尽くしとの見方もあったが、そうはならなかった。


NYダウは終値39908ドル、NASDAQ指数は終値16742ドル。いずれも過去
最高値を更新。腰折れしなかったということは、しばらく上がありそう。

東京株式市場は大幅続伸となり38920円で大引け。寄り前に発表された1-3月
期のGDPは予想を大きく下回った。年率換算▲2%。

個人消費はもちろん輸出も悪い。物価上昇と光熱費や各種負担増が響いている。
これで岸田は6月解散を狙っているようで木原が必死に制止しているという。


本日の上昇も買い戻し中心かと思われたがそうとも言えない。出来高が20億株、
売買代金が5兆円を越えてきたためだ。

つまり買い戻し以外新規資金が入っていることを伺わせる。先週の外人投資家
も2000億円の買い越しとこちらは継続して買っている。

弱かったのは先物で外人が売り越しているため。これは投機筋主体。さらに裁定
解消売りがピークから約7000億円減少しこれも軟調相場の一因となった。


本日発表のプライム市場のPERは16.55倍まで急低下。このところ17倍台が続き、
EPSは2200円台前半まで低下していたが、本日は2350円まで積み上がってきた。

明日も16倍であれば39000円台は違和感はない。当初想定の2400円には届かな
くとも形にはなった。39000円台を回復すると買い戻しの動きも強まる。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

米CPI発表では金利低下思惑が優勢 [株式]


15日の株式市場は続伸。日経平均株価は29円高の38385円で大引け。
プライム市場の出来高は21.4億株、売買代金は5兆円。

昨晩のNYダウは126ドル高、NASDAQ指数は122ポイント高。

本日も朝高の後ダレル展開となった。取引高は多いのはMSCIの入れ替えが
あったため。日本株の除外15に対し新規は1と圧倒的に売りが多い。


本日、4月の訪日客数が304万人となったと政府観光局が発表。前月に続
き300万人越えで、このままいくと年間3500万が見込まれる。

当然、コロナ禍年の19年の3180万人を大きく上回る。一方の出国者数
は88万人と19年比で46%減。

19年は110円を挟む動きで現在は40%も円が減価している。これでは
出国者が半減となるのも当然。

しかも海外はインフレの価格転嫁が進み物価上昇が進んでいる。訪日客にと
って日本は天国だが、日本からは韓国に行って売春するところまで落ちた。


今晩は米消費者物価指数が発表されるが、発表後に4.3%台への金利低下
を見込んだオプション取引が増加しているという(ブルームバーグ)。

つまり、債券上昇にかけている投資家が多い。そうした投資家が多いことも
あって、NY株式市場はこのところ堅調な動きとなってきたわけ。

本当にそうなれば問題ないが、もし上振れとなった場合は、強烈な投げによ
り金利上昇・株価急落を招く。どちらにしても大きく動きそう。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

上振れの声も聞かれる明晩の米消費者部下指数 [株式]


株式市場は朝方大きく戻っていたが長く続かず後場に入り一時マイナスとなった。
上値は38500円が意識され、これを上回ることを阻止するような動き。

また、これ以上は価格帯別取引高が多く戻り売りが出やすくなる水準でもある。


さて、明晩は米消費者物価指数が発表(21:30)される。前回が総合で3.5%に
対し、今回の市場予想は3.4%。コアは3.8%に対し3.6%。

いずれも低下することが予想されている。また、同時刻発表される4月の小売売
上高も発表予定で3月の前月比プラス0.7%が0.4%へと低下が見込まれている。

今回の米消費者物価指数が注目されているのは、インフレが再燃するのか鎮静
化するのか皆、疑心暗鬼なため。ちょうど分水嶺の位置づけ。


他の経済指標が景気後退の兆候を示し始めているだけに、いつもより消費者物
価指数が注目されているわけだ。

仮に、市場予想より強めに出ると景気悪化とインフレが同時に起きるスタグフ
レーションの連想となる。これは株式市場にとって最も悪いシナリオ。

市場予想通りないしそれ以下であれば、NY市場は堅調~上昇が予想されるが、
少しでも上振れとなると足元が戻り歩調だけに急落となりかねない。


今回の消費者物価指数についてはアナリストの間から少なからず上振れを見る
声が聞かれる。

もし上振れならNY市場は急落、ドルが急伸し157円以上となりそう。後者の
ドル円は157円台に入ると3回目の日銀介入がカウントダウンと見ている。

そうなると急激に円高となりナイトの日経先物はNY市場の動向と合わせ乱高下
しそう。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

冴えない決算、景気も下降中 [株式]


週明け13日の株式市場は続落。日経平均株価は49円安の38179円で
大引け。プライム市場の出来高は19.7億株、売買代金は4.6兆円。

午前中に日銀の国債買い入れ額が減額されたことで金利高→円高の連想か
ら株式市場は下げ足を速め38000円を割り込んだ。

ただし、追撃する投資家も見当たらず、その後38000円台を回復。総じて、
先週の地合いを引きずりよくない。


それも足元で発表されている決算が芳しくないため。失望売りが相当出て
いる。本日発表のプライム市場のPERは17.17倍と先週末からさらに上昇。

EPSは2224円まで低下してきた。まだ今週末まで半数の決算発表を残すが、
EPS2400円は相当厳しくなってきた。


どうも景気が急激に落ち込んでいる様子。先週末に発表された景気ウオッ
チャ―調査を見ると、現状先行きとも50ポイント割れとなっている。

現状は先月が▲1.5の49.8が今月は▲2.4の47.4と下げ足を速めている。
内訳を見ると、家計の小売り関連の落ち込みが目立つ。

物価上昇が止まらないため財布のヒモを絞っている姿が目に浮かぶ。先行
きでは企業部門も落ち込んでいる。


中でも製造業は46.8まで低下してきている。こうした足元の状況が今の
株価に反映されている。

こうなると、仮にこのまま決算発表が横ばいとなった場合は上値はせいぜい
39000円前後。一方の下値は4月安値を意識。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:
前の4件 | -