配当再投資にぶつけられる?! [株式]
28日の株式市場は続伸。日経平均株価は41円高の27518円で大引け。
プライム市場の出来高は10.5億株、売買代金は2.3兆円。
昨晩のNYダウは194ドル高、NASDAQ指数は55ポイント安。
NYダウほどにはNY市場は強くなかったことで東京市場も様子見が先行す
る動き。権利取りもほぼ完了。
あとは配当再投資と利食いのぶつかり合いだが、早ければ明日から出始める。
もう当日には肩すかしとなる場合があるため早めの対応が必要となる。
海外で2つほど気になる動き。一つはフランス。今月に入りデモが続いている
が、一向に収まる気配はない。それどころかますます過激化している。
原因は年金支給開始年齢を62歳から64歳へ強引に引き上げたこと。マクロン
政権の支持率は28%まで低下しており、もう持たないのではないか。
もう一つは中国。アステラス製薬社員がスパイ容疑で拘束された。いつものや
り口で内容は伝わってこない。
おそらく、習氏の訪ロと重なるように岸田首相のウクライナ訪問したことと、
駐日中国大使離任の際の岸田首相の面会拒否に対する腹いせ。
だが、これは結局自分に跳ね返ってくる。日本企業は中国投資に慎重になるど
ころか社員を護るためにも手を引くことを考えざるを得ない。
大企業が撤退となると簡単ではないだろうから、規模縮小という形で対応す
ることになるだろう。
何とか、海外からの投資を呼び込みたい中国としては馬鹿な手を打ったものだ。
東京市場は配当落ちでどこまで下がるかが焦点。配当落ち分は260円だがそれ
以上に下落する可能性がある。
ドル円が130円そこそこの動きとなっており、これが一時的にでも130円割れ
となると株価は嫌気する。
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